甲本雅裕「待って、待って、待って、待って…」 コロナの影響で約2年遅れた初主演映画がようやく公開
2022年02月11日 17:03
芸能
「日本一の清流」とも言われる島根・高津川を舞台に歌舞伎の源流ともされる「石見神楽」の伝承を続けながら、懸命に生きる人々を描く。
牧場主を演じた甲本は映画に入り込みすぎ「撮影終了後、その足で逃げるように東京にかえりました。あそこで立ち止まると、ここの住人になるな、と思うほど。今、牧場主になっていたかもしれない」と冗談交じりにあいさつ。戸田も「撮影終わりたくないなあ、と思いながら撮影して。俳優としてもすごく幸せな現場でした」と振り返った。
ただ、美しい雲海を背景に芝居するシーンでも苦い思い出が。「いいシーンが撮れた、と思ってホテルに帰ったらドアの下から“明日、朝4時。シーンナンバー同じ”って書かれた紙が…。結局、3日連続撮り直しした」(甲本)。これには2人とも苦笑いだった。