R－1決勝戦にZAZY、吉住ら7人決定　新型コロナ感染のヒコロヒーは復活ステージへ

　ピン芸人日本一を決める「R－1グランプリ2022」の準決勝が13日、都内で開催され、3月6日の決勝戦へ勝ち進んだ7人が発表された。 　準決勝を突破したのは、kento　fukaya、サツマカワRPG、金の国・渡部おにぎり、ZAZY、吉住、お見送り芸人しんいち、寺田寛明の7人。

　新型コロナウイルスに感染し、この日の準決勝を欠場したヒコロヒーは、特別救済措置のネタ動画審査に回ったが、突破はならなかった。

　ヒコロヒーは11日、体調不良のためPCR検査を受けたところ、陽性と診断されて自宅療養に入ったことを所属事務所が発表していた。コロナ禍とあって、大会運営本部では準々決勝以降の当日欠場者に対し、動画での審査も併せて実施していた。

　「R－1グランプリ」は、芸歴10年以内の芸人（アマチュアは出場10回以内）たちによる1人芸日本一決定戦。昨年はゆりやんレトリィバァが優勝した。

　今年は第20回の記念大会で、3199人がエントリー。2002年にスタートした今大会は昨年から「R―1グランプリ」とカタカナ表記に変更となり、リニューアル。出場規約が変更となって、参加資格はプロが芸歴10年以内、アマチュアは出場10回以内となった。この日、発表された7人に加え、3月5日に準決勝進出全メンバーを対象にした復活ステージの勝者1人の合計8人が、決勝戦に進む。決勝戦は賞金500万円と20代目王者の称号をかけてフジテレビ系で翌6日午後8時から生放送で行われる。MCはお笑いコンビ・霜降り明星の粗品、せいや、女優・広瀬アリス（27）の3人が務める。

　【R―1グランプリ歴代優勝者】第1回（02年）だいたひかる/第2回（04年）浅越ゴエ/第3回（05年）ほっしゃん。/第4回（06年）博多華丸/第5回（07年）なだぎ武/第6回（08年）なだぎ武/第7回（09年）中山功太/第8回（10年）あべこうじ/第9回（11年）佐久間一行/第10回（12年）COWCOW・多田健二/第11回（13年）三浦マイルド/第12回（14年）やまもとまさみ/第13回（15年）じゅんいちダビッドソン/第14回（16年）ハリウッドザコシショウ/第15回（17年）アキラ100％/第16回（18年）濱田祐太郎/第17回（19年）霜降り明星・粗品/第18回（20年）野田クリスタル/第19回（21年）ゆりやんレトリィバァ