芥川賞作家の柳美里さんが13日、自身の公式ツイッターで、新型コロナウイルス感染の後遺症についてつづった。
新型コロナウイルスから12日に仕事復帰したことをツイッターで報告している柳さんは、闘病中は水の飲めないほどののどの痛みや、口内炎などに苦しんだ。さらに、現在も味覚異常など後遺症があるという。「毎日リンツのチョコレートを一欠片、コーヒーや紅茶や緑茶のお伴にして、15年になる。でも、コロナ以降、甘味が消え去ってしまい、固い味噌を噛んでいるようで、不味くて食べられない。カフェイン飲料も、とにかく苦い」と、楽しみだったティータイムの変わりように失望をあらわにした。
バレンタインデーも好きなチョコを楽しむ回復が望めるかは定かではなく、「明日はバレンタインだから、リンツとGODIVAとレオニダスのHPを見て甘さを夢みる」と、寂しさを紛らわせるようにつづっていた。