坂上忍　ワリエワのドーピング問題に「ロシアの選手がまたこういうことになってるところが1番気になる」

　俳優の坂上忍（54）が14日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に出演。北京冬季五輪のドーピング検査を管轄する国際検査機関（ITA）が、ロシア・オリンピック委員会（ROC）のフィギュアスケート女子代表カミラ・ワリエワ（15）が昨年12月のドーピング検査で陽性反応を示したと発表したことに言及した。 　12月25日のロシア選手権（サンクトペテルブルク）で採取された検体から禁止薬物トリメタジジンが検出された。ワリエワの北京五輪出場可否を巡るスポーツ仲裁裁判所（CAS）の聴聞会が13日夜、開かれ、CASの裁定は14日午後に発表される。

　坂上は「一部ではワリエワ選手を擁護する声だったり、いやいや関係ないじゃんっていう声だったり、いろんな意見が出ているみたいなんですけど、そもそもロシアは組織的にドーピングをやってROCという名前でないと五輪に出られないってなっちゃってるところであって、そのROCがまたこんなことやってんのかって、こういうことが起きたら言われるのは当然なんだよね」と指摘。

　その上で「だから、（今回の問題で）ワリエワって俺は別に重要視してなくて、年齢もそこまで重要視してなくて、やっぱりロシアから来た選手がまたこういうことになってるよってところが僕は1番気になってる」と自身の思いを話した。