大久保嘉人氏 昨季経験した三男との2人暮らし 大変だったのは食事よりも「学校の連絡帳」

2022年02月16日 11:40

芸能

大久保嘉人氏 昨季経験した三男との2人暮らし 大変だったのは食事よりも「学校の連絡帳」
大久保嘉人氏 Photo By スポニチ
 昨季限りで現役を引退したサッカー元日本代表FWの大久保嘉人氏(39)が16日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月~木曜前8・30)に出演。昨年経験した三男との2人暮らしを振り返った。
 大久保氏は史上初の3年連続J1得点王、歴代1位のJ1通算191ゴール、W杯2回出場など輝かしい実績を残した。その一方で家庭では4人の息子を持つパパ。21年1月に東京ヴェルディからC大阪に移籍した際、単身赴任するつもりだったが、三男・橙利くん(10)が「オレも行きたい」と言い、昨季は小学生の息子と2人暮らし、洗濯、掃除、お弁当作りに奮闘した。

 大久保氏は当時9歳だった橙利くんの申し出を「ちょっとびっくりして。自分の中では最後になるかもしれないという覚悟を持って、この1年間頑張って一人でやっていこうと思っていた時に、『俺も行く』って急に言い出して。これはウソだなと思ったんですけど、全然揺るがず。言い続けたんで行くことになりました」と振り返った。橙利くんは帰りたがったりしなかったかと聞かれると、「一回も帰るって言わなかったですし、1年間で引退しましたけど、『パパもう1年やってよ、大阪にいれるじゃん』って言ってました」と笑ってみせた。

 一番大変なこととしては「食事。毎日考えないといけないっていうのは一番大変だったんですけど、それより大変だったのは小学校の連絡帳」と大久保氏。先生から「定規が足りない」などの連絡が入ると、すぐに買いに行かなければならないとし、「ゆっくりしたいんだけど、買いにいかないと子供が怒られる、ましてや自分も連絡帳で怒られるから、すぐに買いに行ったりしてましたね」と続けた。

 家事について「自分にプレッシャーを与えたくないですよね、本当にやりたくない」と語り、「ご飯とかもまずくてもいいんです。食べれればいいっていう考えでやってましたから」。さらに「それを失敗と思わないですから僕、まずいのは失敗かもしれないけど、次改善ちょっとでもできればいいやと、成長にもつながるしと思いながらやってたんで。それが良かったかもしれないですね」としみじみと話した。
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