長嶋一茂、ワリエワ問題に私見 “祖父の薬と主張”に「あり得ない話だけど精巧。実証できない」
2022年02月16日 12:35
芸能
この日の番組ではワリエワのドーピング問題について、ロシア紙プラウダがクリスマスに祖父と同じワイングラスで飲んだことで心臓の薬が混入したと母親が話した、と報じた内容を伝えた。
前日15日に番組出演した際に、ワリエワ個人の意思での摂取に疑問を持っていると話していた一茂は「昨日の段階で、本人の自覚、認識によって実際にドーピングを摂取するかなあ、と言う話をしたのですが、その疑念がより強くなったのが、ワリエワさんの今回の証言ですよね。僕はこれ、彼女が考えたとはとても思えない」とコメント。
「今までの証言の中で、多分この証言がベター、ベストなんだろうと。誰か、大人たちが彼女に吹き込んで話をさせたって…。どう考えたってあり得ない話じゃないですか。でも、あり得ない話なんだけど、実は凄く精巧で。クリスマスの日におじいさんのワイングラスで飲んだこととか、おじいさんの心臓病の薬を飲んだって、これは誰も実証できないんですよね。だって家族内、おうちの中で起きたことだから(実証)できないですよ。例えばお母さん、おじいさんが証言者として呼ばれた時に、自分の娘、孫のことだから“(同じグラスで飲んだ)そんなことしてません”と言う親はいないわけですから」と続けた。
「どこか組織ぐるみの、ロシアですよね、誰か大人たちが吹き込んで、これでいきましょうと。精巧な作戦というか、馬鹿げているんだけど、これで通しちゃえみたいなことを感じるので、先ほど申した通りにワリエワ選手が被害者であり、犠牲者である気がします」と私見を述べた。