岡崎朋美氏　ワリエワを叱責したコーチに「よろしくないですよね」「2つ喝です！」

　長野五輪スピードスケート女子500メートル銅メダリストの岡崎朋美氏（50）が20日、TBS系「サンデーモーニング」（日曜前8・00）に出演。北京五輪フィギュアで、昨年12月のドーピング違反が判明しながら個人種目出場を認められた女子SP1位のカミラ・ワリエワ（15、ロシア・オリンピック委員会＝ROC）がフリーでミスを連発し、合計224・09点の4位でメダルを逃したことについて言及した。 　岡崎氏は、フリーでミスを連発した直後に、コーチが「なぜ諦めたの？説明しなさい」と叱責したことに「やはりよろしくないですよね。これはちょっとコーチに人に喝ですよね」と言い、ドーピングについて「ルールはルールなので。そういうことをしなくてもワリエワ選手は絶対に上の方にいけると思う。私たちスピードスケートはスピードを競う競技ですから、ドーピングをしている人がいると、ものすごいスピードでゴールしてしまうっていうね、ほかの選手がやる気をなくしてしまうんですよ。ドーピングはすごい効果があるので。ただ、その分、デメリットとして命が短くなってしまったり。それは怖いことですから、本当にやめてもらいたいですね」と話した。

　フリーのミス連発は、精神的な問題だと思うとし「周りのスタッフとかコーチの人がしっかり守ってあげなきゃいけないのに、終わってからああいう言葉をかけるっていうのもどうかと思う。ワリエワ選手は被害者。かわいそうです」と言い「2つ喝入れて下さい」と厳しい表情を見せた。