錦鯉・渡辺隆　苦労かけた父へ孝行誓う「あとは僕が親父を何とか」　父からの催促に一同ほっこり

　昨年のM－1グランプリを制したお笑いコンビ「錦鯉」の渡辺隆（43）が、19日放送のTBS系「人生最高レストラン」（土曜後11・30）にゲスト出演し、父親への孝行を誓った。 　M－1を優勝して一躍、時の人になり、「1日5時間寝られればいい方」と超多忙な日々を送る。今後の夢や目標について聞かれても、「あまり思いつかないですね、夢とか」と明かし、「今いただいているテレビのお仕事が全部めちゃくちゃおもしろいんですよ。これを何とか続けていきたい」と、ささやかな目標を掲げた。島崎和歌子から「冠とかゴールデンタイムとか…？」と聞かれても、渡辺は「人の番組に出たい」と無欲なところを見せた。

　今も実家で父と2人暮らしを続けている。「極楽とんぼ」加藤浩次から「引っ越しは？広い部屋に住みたいとか、大きい部屋に住みたいとか」と聞かれても、渡辺は「あんまりないですね」と返答。「今、親父と一緒に住んでるんですけど、いまだにM－1の僕らのネタ見て笑ってますね」と微笑ましい一面を明かし、加藤も「いいお父さんだなあ…」とつぶやいていた。

　父は既に仕事は引退しているといい、渡辺は「ここまで我慢していただきましたからね、あとは僕が親父を何とかしていこうかと」と、恩返しを約束。多忙のせいか、食事などにも連れて行くことはできていないという。「M－1で副賞で佐賀牛が1頭もらえるんですけど、『あれはいつ来るんだ』とずっと言ってますね」と、ほっこりトークで笑わせていた。

　一方、ボケの長谷川雅紀は、加藤から「長谷川のお母さんも喜んでたもんね。お母さんのことを思い出すと泣いちゃうんだよね？」と振られ、「大丈夫です。今日は泣かないって決めて来ました」と断言。それでも、「お母さんに苦労かけたんだよな」と再び揺さぶりをかけられると、「泣かせにかかってますよ！ダメですって。しゃべれなくなるから」と動揺していた。