吉川美代子アナ　ワリエワ問題「アイススケートだけじゃなくて国家ぐるみでやってるんじゃないか」

　元TBSでフリーアナウンサーの吉川美代子（67）が21日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜1・55）にリモート出演。北京五輪フィギュアで、昨年12月のドーピング違反が判明しながら個人種目出場を認められた女子SP1位のカミラ・ワリエワ（15、ロシア・オリンピック委員会＝ROC）がフリーでミスを連発して5位にとどまり、合計224・09点の4位でメダルを逃したことに言及した。 　ワリエワは、最終25番滑走で冒頭の4回転サルコーは着氷したが、次のトリプルアクセル（3回転半）はステップアウトで手をついた。4回転トーループはステップアウトで、続く3回転トーループは転倒。2本目の4回転トーループも転倒した。演技終了後、コーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏がリンクサイドで「なんで気を緩めちゃったの？なんで戦うのをやめたの？説明して。アクセルの後くらいから全然集中できてなかった」とワリエワを叱責したことも話題となった。

　吉川アナは「私たちからすると、ロシアのアイススケートだけじゃなくて国家ぐるみでやってるんじゃないかってぐらいの疑惑は持ってるわけですよね」とし「だから、コーチとかその辺だけのしっぽ切りにならないように、IOC（国際オリンピック委員会）としてもきちんとした責任をもって見届けてほしいなって気がします」と自身の考えを述べた。