鈴木明子 フィギュア年齢制限引き上げに賛成「スケートは人生が表れる」「どこで伸びるか分からない」

2022年02月22日 13:14

芸能

鈴木明子 フィギュア年齢制限引き上げに賛成「スケートは人生が表れる」「どこで伸びるか分からない」
プロスケーター鈴木明子(2011年撮影) Photo By スポニチ
 プロスケーターの鈴木明子(36)が21日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演。国際スケート連盟(ISU)が五輪や世界選手権などのシニア大会に参加できる年齢制限について、現行規定の15歳から17歳に引き上げる案を、6月の総会に諮る方向で調整していることについてコメントした。
 フィギュア女子の低年齢化は長年にわたって問題視され、ISUも議論を続けていたが、北京五輪で15歳のワリエワ(ROC)のドーピング違反が判明。16歳未満の「要保護者」に該当するとしてスポーツ仲裁裁判所(CAS)が出場継続を容認したため、議論が再燃する形となった。年齢制限は低年齢選手の保護を目的に、各国際競技連盟の判断で設定されている。しかし、ワリエワ問題を受けて国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は18日、五輪出場選手の年齢制限引き上げについてIOC主導で取り組む考えを示した。

 年齢制限引き上げに「賛成」の鈴木氏。「選手たちが10代で終わってしまうより、20代を超えてから技術だけではなくて表現の部分であったりとか、いろんな経験って出てくるんですよね、スケートに。スケートは人生が表れてくると思っている」と持論を口に。

 「自分自身は26が一番良かったなとか思ってしまうので。そういった意味でも、人ってどこで伸びるか分からないし、その成長をみんなずっと見ていくことができることこそ、スケートのファンがずっとついてくれると思う。ファンが根強く応援してくれることにもつながるのかなと思う」と話した。
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