萩谷麻衣子弁護士 政府のコロナ対策に「医療体制を組み替えられる、半ば強制的な仕組みを持った法整備を」
2022年02月23日 13:10
芸能
大下容子アナウンサーが「BA・2」に関連して「ここまで感染症に関する法整備は進んできたといえるでしょうか」と聞くと、萩谷氏は「全く言えないと思います。心配なのは日本の医療のぜい弱さで、感染者が増加したとはいえ欧米に比べてかなり感染者数は抑えられているのに、日本の医療はひっ迫してしまっている。もちろん3回目のワクチン接種が遅れているってことで、高齢者の方々などが重症化しているということはあるにせよ、これだけオミクロンが重症化リスクがあまり高くないのにひっ迫してるということは、今後もっと重症化リスクの高いウイルスが流行した場合は、コロナの第5波のピーク以上に、医療ひっ迫がひどい状態になると思う」と指摘。
そして、「日本のコロナを扱う病院が偏在してるところにあるんじゃないかと思います。国や自治体が主導して感染症流行時には、医療体制を組み替えられる、組み立てられるような半ば強制的な仕組みを持った法整備というのが必要だと思います」と自身の考えを話した。