作品賞は「孤狼の血 LEVEL2」 白石和彌監督ビックリ?「“ドライブ・マイ・カー”だと思ってた」

2022年02月24日 05:01

芸能

作品賞は「孤狼の血 LEVEL2」 白石和彌監督ビックリ?「“ドライブ・マイ・カー”だと思ってた」
「孤狼の血 LEVEL2」が作品賞に選ばれた白石和彌監督 Photo By 提供写真
 【第64回ブルーリボン賞 】 作品賞は「孤狼の血 LEVEL2」。監督賞を2度受賞している白石和彌監督(47)は初の作品賞。「予想してなかったのでうれしい。“ドライブ・マイ・カー”だと思ってたので」と冗談交じりに喜びを語った。
 広島を舞台に警察とヤクザの抗争を描く作品で、18年公開作の続編。「昔の東映らしいアクション映画にして、さらにエンターテインメントの度合いを高めた」。新たに血も涙もない冷徹なヤクザ役で鈴木亮平(38)が登場。主演の松坂桃李(33)演じる刑事と並び立つ姿は迫力満点だった。

 話題作を次々に送り出しているが、韓国の映像業界の勢いに危機感を持っている。「やっぱり本が重要。キャストの数も増やさないといけない。どうやって近づいていけるか、日々考えています」。映画界を背負っている自負がある。それが頼もしい。 
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