尾木ママ　清原和博氏の人命救助に「ファインプレー。今どき、すごく勇気がある行動」

　“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏（75）が6日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。西武、巨人、オリックスで通算525本塁打など活躍した清原和博氏（54）が23日に沖縄・読谷村の中日2軍キャンプに向かう途中、那覇市内の交差点で交通事故にあって動けなくなっていた60代と見られる男性を救助したことについてコメントした。 　那覇市の国道58号線の明治橋で、レンタカーとバイクの接触事故があった。今年8年ぶりにプロ野球キャンプ地を訪問中の清原和博氏（54）は、知人の運転する車で読谷村へ向かう途上、その事故直後と思われる現場に遭遇し、倒れている人を確認するや、即座に下車。男性を肩に担いで近くの車の後部トランクに運び、安全を確保。交差点の中央に立ち、後続車に向かって手を広げて交通整理をして事態の収拾も図った。スーツ姿だった清原氏は降りしきる雨でズブぬれになってもお構いなしに、周囲に飛び散ったバイクの一部やゴミも拾った。その後、いったんホテルに戻って着替え、午後1時到着予定だった読谷到着は午後3時ごろだった。

　尾木氏は、清原氏の行動に「本当にファインプレーですよね。清原さんは“やるべきことをやっただけ”とおっしゃいますけれども、僕はね、なかなか今どき、すごく勇気がある行動だっていうふうに思うんですね」と言い、「今、見て見ぬふりして通り過ぎちゃう車が珍しくない状況でしょ。そういう中で、あらためてさわやかでうれしくなりますよね。子供たちにも希望を与えてくれそうで、ありがたいというかうれしいです。頑張ってください」と話していた。