カズレーザー　ウクライナの人道回廊設置に「戦闘区域に民間人はいなくなる…都市攻撃がどんどん加速」

　お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー（37）が4日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問が3日、ベラルーシで行われたロシアとの2度目の停戦交渉で、戦闘地域から一般市民を退避させる間、双方が一時的に交戦を停止することで合意したと記者団に明らかにしたことに言及した。 　交渉終了後にポドリャク氏は「期待していた成果はなかった」としつつ、近く双方が連絡手段を確保し、一般市民の退避ルート（人道回廊）確保に協力することで一致したと述べた。停戦交渉に関しウクライナのゼレンスキー大統領は3日、テレビ中継方式で記者会見し継続の意思は示しつつ「妥協できない点もある」と述べ、難航を示唆。ロシアのプーチン大統領は「いかなる場合でも軍事作戦の目的を遂行する。停戦交渉を遅らせて時間を稼ごうという試みはウクライナにさらなる要求を突きつけることになる」と述べている。

　MCの谷原章介が「侵攻が始まって9日目です。現在の状況をどう見ています？」と聞くと、カズレーザーは「今回、人道回廊を設置するということで民間人の方の避難を加速させると思うんですけど、人道回廊を設置したということは、戦闘区域に民間人はいなくなるはず、いればウクライナ側の責任だというのがプーチン大統領の論法になってくる」と指摘。そして「そうなってくると基本的には（戦闘区域に）市民はいないので都市攻撃がどんどん加速していくと思います。地上での侵攻が遅れているので、こうなってくると中距離、短距離ミサイルといったオプションをもっと使うことによって、ゼレンスキー政権に政権を明け渡させるんじゃないかな、そこがプーチン大統領の狙いなのかなと思います」と自身の見解を話した。