舛添要一氏 ウクライナへの義勇兵の意義説明「国際社会が支援している情報戦として」
2022年03月06日 15:21
芸能
義勇兵についてコメントを求められた舛添氏は「義勇兵というのは本当の戦力よりも情報戦の意味が強いと思います」と指摘した。義勇兵を募った例として、1936年のスペイン内戦を挙げ、「スペインの内戦の時に、ジョージ・オーウェルとか作家たちもペンを武器に替えて入ったんですけれども、結局フランコ軍に負けちゃうわけですよ」と解説。一方で、「ただ、その時の兵器の状況と今の兵器の状況を考えたら、空から空爆されたりあれだけすごい戦車が来た時には、とても義勇兵で守れるわけじゃない。今、一番役に立つのは対戦車兵器で、アメリカはじめヨーロッパからいい兵器をもらうことなんですね」と、兵士よりも兵器の優劣が戦況を大きく左右するとした。
それを踏まえて、義勇兵の果たす役割について「そういうことを考えた時、義勇兵は、国際社会がウクライナをここまで支援しているというシンボリック(象徴的)に情報戦として使うという側面の方が多いような気がします」と指摘した。