尾野真千子　浜村淳との掛け合いはまるで夫婦漫才「べっぴん見たら…」「せやろ？」

　女優尾野真千子（40）が6日、大阪市内で開かれた「おおさかシネマフェスティバル」表彰式に出席した。 　主演女優賞を受賞した映画「茜色に焼かれる」では恵まれない環境の中、もがき苦しみながらも女手一つで息子を育てるたくましい母を演じた。同映画祭では13年前に「クライマーズ・ハイ」などで助演女優賞を獲得。思い出の映画祭での再びの受賞に、「私は本当に幸せ者です」とコメント。同映画祭の名物司会者・浜村淳（87）から「今や日本映画になくてはならない女優になりましたね」と賛辞を送られ、「いや～」と照れ、顔をほころばせた。

　その後も、関西弁で浜村と“なにわの夫婦漫才”のような掛け合い。新型コロナウイルス感染予防対策のため、両者を仕切るアクリル板が立てられる中、トークがはずんで思わず仕切りを越えそうになる浜村が「べっぴん見ると近づきたくなる」と言うと、尾野が「せやろ～？」と応じ、笑わせていた。