ロシア政治専門家 ロシアとの停戦協議「ウクライナはまとまり始めてきてる…どれだけ踏ん張れるか」
2022年03月07日 10:50
芸能
中村教授はこれに対し「そうですね。ですからロシア側は停戦という言葉を一つも使ってないというのが一つのポイント。もう一つはウクライナ側なんですけれども、ゼレンスキー大統領、引くに引けないんですよ」と指摘。「なぜかっていうと当初大統領として誕生した頃の支持率って20パーセントぐらいだったんですよ。ところが今どんどん支持率が上がって90パーセントになってるわけですね。だからゼレンスキー大統領もなかなか妥協できない、ロシアに対してっていうところで、ウクライナとロシアが引くに引けない状況になってきてるということなんですね」と説明した。
加藤は「引くには引けないっていうけれども、言葉として間違っちゃいけないと思うのが、ウクライナは主権国家ですよ。主権国家であるところに侵攻してきてるんですよ。ウクライナは全てロシアの言うことのめませんよ。ウクライナは戦わないとどうしようもないという状況に追いやられてて、それを守るという国民がいるというのは、僕は当たり前だと」と強調した。
中村教授は「当たり前のことなんですよ。なんでこんなに複雑になってきたかと言うと、ゼレンスキー大統領の支持率が低くて、国をまとめることができなかったんですね、主権国家としてしっかりできなかったんですよ。ここにきてようやくウクライナはまとまり始めてきてるって言うことで、まさにこれからはロシアに対して主権国家としてまっこうから自分たちの要求をつきつけていく、そういう意味で交渉っていうのはこれから3回目4回目としていきますけど、ウクライナがどれだけ踏ん張れるかっていうところが大きな問題になってくるわけですね」と語った。