遠野なぎこ　1年前に演じた役いまだ抜けず「もう2度と会えないんだなと思うと切ないです…苦しい」

　女優の遠野なぎこ（42）が8日、火曜コメンテーターを務めるTOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）に生出演。1年前に演じた役柄のキャラクターがいまだに抜けないと明かした。 　この日は、9歳で子役デビューした俳優の濱田岳（33）が「僕らの仕事はその都度現場ごとに就職して、撮影が終わればその都度失業することの繰り返し」「お別れのセンチメンタルな悲しさもあれば恐怖に似た感情もある」などと俳優業への考え方について話したという記事を番組で取り上げた。

　その際、意見を求められた遠野は「濱田さん、すごい素敵な役者さんですよね。お上手でね」とした上で自身について触れた。「失業することの繰り返しっておっしゃいますけど、失業しきれない役に出会ってしまうこともあるんですよね」と遠野。「もう終わっているのに、あまりにも時間が濃くて、自分の中で。たとえば、去年、私5月までずっと舞台をやってましたけど、その役がいまだに残ってて。時々、もうセリフと動きがぐるぐるぐるぐるしてる時があって。あの…今すぐ、あしたに舞台立てって言われても立てると思う…ぐらい抜け出せない。けど、もう2度と会えないんだなと思うと切ないです。すごく切ないです。苦しいです…結構」と語った。