“停戦に向かっていくべき”とは「外部から軽々言うべきではない」専門家が「スッキリ」で指摘

2022年03月10日 12:01

芸能

“停戦に向かっていくべき”とは「外部から軽々言うべきではない」専門家が「スッキリ」で指摘
東京・汐留の日本テレビ社屋 Photo By スポニチ
 国際安全保障が専門の慶大・鶴岡路人准教授が9日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)にリモート出演。ロシアによるウクライナ侵攻について言及した。
 鶴岡氏は「ウクライナが抵抗する気がある以上は、しっかりそれを支えるという事ですし、『停戦に向かっていくべきだ』とか外部から軽々に言うべきではない」と自身の考えを述べた。

 また、ゼレンスキー大統領について「色々と戦争の前は言われていましたけれども、今、戦時の指導者としてほぼ完ぺきに役割を果たしているんだと思います。こういうことが起きると、反ロシアっていう動きは世界中で起こるわけですけども、今回特徴的なのはウクライナへの連帯というのがかなり広がっているという事です」と話した。

 さらに「ウクライナが求めているもの全てが実現はしていないんですけども、そこでゼレンスキー大統領はかなりきつい言葉使ってますよね。『これ以上人が死んだらNATOの責任だ』とか。これはウクライナから見ると世界のためにウクライナだけが犠牲になってロシアと戦っていると、そういう構図に見えるんですね。ですから、そこはしっかり助けて欲しいというまさに心の叫びといいますか、本心からの叫びの部分なんだと思います」と語った。
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