小池栄子が涙 女優業とバラエティー両立で葛藤 金言授けてくれた先輩俳優からのサプライズメッセージ
2022年03月11日 14:14
芸能
そんな中、TBS「スマイル」(2009年)で中井と共演。ドラマの空き時間に相談したところ、「人生どん欲に」「俳優を続けたいなら断る勇気を持ちなさい」という言葉をもらったという。小池は「求められるからやるのはいいけど、どちらか一方、俳優を続けたいなら、バラエティーはお断りして、その姿勢が関係者には伝わるから、あれもこれも欲しいで今のままいくのは良くないよ、みたいな意味でおっしゃったんだと。覚悟を決めろみたいなことだと、その時に私は受け取って、翌年ぐらいから、マネジャーさんと相談して、バラエティーの仕事を抑えさせてもらった。またゼロからスタートだなと思って」と振り返った。
番組ではそんな大きな転機となった言葉をくれた中井がVTRでメッセージ。中井は小池との最初の共演での印象について「お芝居をやった時にすごいポテンシャルの高い人だな。臨機応変だったり、相手のセリフを聞いていて、それ事に、相手が変われば自分も変わるっていうこと(ができる」と称賛したほか、三谷幸喜氏が監督・脚本を務めた中井主演の映画「記憶にございません!」で再共演した際を振り返り「監督に言われたことを躊躇しない。小池くんは三谷さんが言ったことに対して、はい!ってパッとやる感じです。それはポテンシャルが高い証拠。頭で考えるよりも先に体を動かせるということがおれはすごいなって。言ったことを具現化できていくのはすごい才能だな」と絶賛した。
このメッセージには小池は「うれしいですね、ありがとうございます。いや~うれしい。感動しちゃう」と思わず涙。涙をぬぐい「私が考えているよりももっと深いメッセージだった」と感動しきりだった。
映画での再共演時に「自分の初日が中井さんと2人でしゃべりながら歩くシーンで、心臓バクバクして、あの当時、相談したことを覚えてらっしゃるのかなと思いながら」と回顧。その日の撮影終わりに「覚えてらっしゃいますか?」と聞いたそうで、中井からは「覚えていたよ。ずっと活躍観てたよ」と言葉が返ってきたという。「泣きそうだったけど、恥ずかしくて…『ありがとうございます!』って去っていったんですけど、すごくうれしいです。また共演できることを夢見て、頑張っております」と感謝した。