ウクライナ出身の政治学者 ロシア外相の発言に「ウソを堂々と語る教育を受けているんです」
2022年03月11日 14:52
芸能
これに対し、アンドリー氏は「ロシアの外交官の育成過程で非常に大事な点は、自分が明らかにウソだと分かっていても、それを堂々と語る話術。それと同時に、周りのみんなもウソだと分かっていることを本人が分かりながら、それでも堂々と語る技術」と指摘。これを踏まえ、「なので“本人はこんなことを言って何とも思わないのか!?”と思っちゃうんですけど、思わないんです。そういう教育を受けているんですね。ロシアの外交官はいかにもっともらしくウソを語るかということを教わっているわけであって、それは誰かを騙したいという目的はもはやないんです。誰も騙されないことは分かってるんです」と語った。
さらに、それでもラブロフ外相が虚偽の主張を続ける理由について、「ロシアの今までの主張と整合性をとるためだけに言ってるんです」と断言。「誰も信じないことは分かってるんだけど、今までのロシアの立場を覆すことはダメなので、プーチンが言ってたことと整合性をとるために、荒唐無稽なことを言うんです」と説明した。