石原良純 慎太郎さんの後を追うように…母・典子さん死去「それがうちの母の生き方っていうんですかね」

2022年03月12日 08:02

芸能

石原良純 慎太郎さんの後を追うように…母・典子さん死去「それがうちの母の生き方っていうんですかね」
石原良純 Photo By スポニチ
 タレントで気象予報士の石原良純(60)が12日、テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」(土曜前6・00)に出演。3月8日に亡くなった母の石原典子さん(享年84)について語った。
 2月1日には父で作家、元東京都知事の石原慎太郎さん(享年89)が死去。典子さんについては「亡くなる前日まで元気だったんです。高齢者施設に入っていて、普通面会できないんですけど、父が亡くなったこともあって特別に会う時間があって。亡くなる前日に訪ねていて。ちゃんと水飲みなさいよとか。プリンが好きなんでプリンを買っていったりして、そのまま僕は大阪に行ったんですけど…それで朝知って驚きましたね」と訃報を受けた時のことを振り返った。

 夫の後を追うように亡くなった母に「でもね、84歳って女性ではちょっと早いかもしれないけど、うちの母親って石原慎太郎夫人でもあるんだけど最大のファンであり、支援者であり、パートナーであったから。若くして結婚して、ずっと父のことを見てきて、ほっとけないっていうかね。お父さんに呼ばれてというより押しかけていったんだろうなって。お母さんに怒られちゃうかもしれないけど…追っていったんだろうなと思って」と思いをはせた。

 慎太郎さんと17歳で結婚し「そこからずっと父親につきあって、面倒見てきて。僕もね、(慎太郎さんが)亡くなってからこのひと月、ふた月乗り越えれば5年、10年楽しく過ごせただろうと思いますけど…言葉は悪いけれど、良かったかなって言っちゃいけないかもしれないけど、それがうちの母の生き方っていうんですかね…」とし、「うちの父も89年間好きなことやって。最後10日間は死に対する恐怖みたいなのはあったと思うんですけど。うちの母は84歳。そこまで生きれば僕は天寿を全うしたと思います」と語った。

 城島茂らスタジオの共演陣からは心中を察する言葉をかけられたが「そんなに皆さんが思うよりも、80歳過ぎた両親が健在だった僕の方が珍しかったんですよ。友達の中でも。それがこういう形になりましたけれども、本当に皆さんにはお世話になって、父そして母も良い人生を送ったと思います。本当に皆さんありがとうございました」と気丈に頭を下げた。
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