【来週のカムカムエヴリバディ】第20週　大月家、家族の過去明らかに！るいが算太に尋ねたあの日の事

　女優の川栄李奈（27）が3人目のヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は14日から第20週に入る。 　上白石萌音＆深津絵里＆川栄がヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初。2007年後期の名作「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル脚本で、ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く。日本でラジオ放送が始まった1925年（大正14年）の岡山から安子（上白石）の物語がスタート、安子の娘・るい（深津）の物語は62年（昭和37年）の大阪から、そして、るいの娘・ひなた（川栄）の物語は昭和40年代の京都から始まる。

　京都の下町商店街育ち。父親の影響で時代劇が大好きな、ひなた。正義感が強く、弱きを助け強きをくじく清さが魅力だが、地道な努力が苦手で何をやってもうまくいかず、挫折の繰り返し。自分の居場所を見つけられないまま過ごす中、さまざまな出会いを通して、ゆっくりと成長していく。

　主題歌は森山直太朗が作詞・作曲し、AIが歌うオリジナルソング「アルデバラン」。語りは俳優の城田優が務める。

　第20週（3月14日～3月18日）は「1993-1994」。

　ひなた（川栄）と弟の桃太郎（青木柚）が大げんかしていると、錠一郎（オダギリジョー）がトランペットを手に2人のもとへ。一体なんの冗談かと笑い出す子供たちに、るい（深津絵里）は錠一郎がかつてプロのトランぺッターだったことを初めて話して聞かせる。知られざる父の過去を知って驚くひなたと桃太郎は、落ち着きを取り戻して無事に仲直り。一方、るいは、トランペットを諦めたという錠一郎の言葉を複雑な思いで受け止め…。そして迎えたクリスマスイブの日、るいの前に、謎の振付師・算太（濱田岳）が出現。そこへ帰宅したひなたは、10年ぶりの再会の余韻に浸るのもつかの間、算太が自分の親戚だと知り驚き。興味津々で自分の家族やルーツについて質問を重ねるひなたと桃太郎。そして、るいもまた、算太にあの日のことを尋ねるが…。