京大大学院教授 最大の不安は核が本当に使われるかどうか「先例があるからということになるかも」
2022年03月12日 12:37
芸能
軍事ジャーナリストで笹川平和財団の小原凡司氏は「爆弾を落とすだけではなくて、今回も電力が遮断されただけで、周りは放射能漏れを恐れるわけです。ですから、放射能漏れを起こすぞという威嚇に使えるわけです」と解説。「NATOに対して“これ以上、ウクライナを支援したら核戦争に発展するぞ”ということを明確に威嚇してます」と指摘した。
また、藤井教授は最大の不安として、「核が本当に使われるかどうか」を挙げた。「核はこれまで見せるためのもの、抑止のためのものであって、こんなことやったら合理的に考えたらお互いに死ぬので、ギリギリの薄氷の上に成り立ってる国際関係だったわけですよ」と説明。その上で、「ところが、1回本当に使っちゃうということをやってしまうと、歴史が根本的に変わるんですよ。本当に使うんだということになって、歴史的にも先例があるから使うということになるかもしれない」と危惧した。