サンド 11日は今年も震災当日避難した気仙沼・安波山で黙とう 富澤「こんなに復興したんだなと」
2022年03月12日 16:06
芸能
午後2時46分の前には街に放送が流れたとし、伊達は「そこでサイレンが鳴るんですね1分間。そのサイレンの音が11年前の津波警報の音とほぼ似てるんですよ。その響きが。それを聞いて、鳥肌が立つというか」。仙台の番組の収録で出かけたが、カメラマンは11年前にも仕事を共にし被災した仲間だった。「急に涙を浮かべてしゃがみだして泣いてたんですよね」とし、「安波山からの景色だとか、サイレンの響く音とかで感極まると言うのか思い出すというのか、それを見てこっちももらっちゃう。そういう一日なんだね、だから3月11日ってのはね」としみじみと話した。
2人は10日夜には気仙沼市の大島に宿泊。「休暇村に泊まらしてもらったんですけど、凄いいいところでね。海鮮も美味しいし、コロナが落ち着いたらぜひ遊びに来てほしいなっていう思いが大きいですね」と伊達。富澤は「星空が凄かったです」と語った。「UFOの目撃例も多いらしくて、そっち系が好きな人も是非」などとアピールした。
10日昼には気仙沼市役所を訪れ、「僕らが震災後立ち上げた『東北魂義援金』、いつも本当に皆さんに協力していただいておりますが、そこから今回はトレーラートイレ、移動式のトイレを気仙沼市に。目録でしたけど、渡すことができました」と伊達。「水洗トイレの個室が4つついてるトイレで、そのうち1つはバリアフリーでね。我々の希望で、おしり洗浄機能付きにしてもらったんですよ」と話せば、富澤も「あれないとしんどいよね」と同調した。
伊達が「寄贈式やって、条件として富澤が一番最初に使うと。そのトイレで一番最初にうんちをすると。おしりを洗うと」と説明すると、富澤は「それをやらせてもらえないんだったら差し上げませんって。その儀式は8月くらいになるのかな。見守ってもらえるんであれば見守ってほしいなと思いますね」と笑わせた。伊達は「ツボは中古品になるんですけど、それを気仙沼市にどんと」、富澤は「皆さんのお気持ちで形にして」と語った。
伊達は「本当にたくさんの人に協力していただいて、ありがたいですよ」、富澤は「あれだったらイベントなんかにも置いておけるし、災害時にも使えるし。アメリカで作ってるんですよ。ぜひぜひ用を足してください」。伊達も「派遣ができるんですよ。日本にあんまりないんで台数が。きっと役に立つんじゃないかと思います。ぜひ見かけて下さいよ。東北魂って書いたり、気仙沼市って大きく入れてもらうつもりなんでね」と話した。