次期朝ドラ「ちむどんどん」主題歌 沖縄出身・三浦大知が初担当「光栄」手紙のような曲「燦燦」書き下ろし
2022年03月14日 13:03
芸能
三浦は「この度はNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の主題歌を歌わせていただけることになり、とても嬉しく思っています。光栄な機会をいただき、どのような曲を制作するかとても悩んでいましたが、『ドラマが持つメッセージや世界観はもちろんありますが、それにとらわれすぎずに三浦大知さん自身の言葉で、思いで、ぜひ表現してください』とドラマ制作スタッフの皆さんに言っていただき、視界が一気に広がり、迷いが消えました。とてもあたたかな光を感じられる“手紙”のような1曲、『燦燦』が完成しました」と手応え。
「みなさんの心のそばにそっと置いてもらえるような、そして聴いてくださったみなさんが大切な人へ贈りたくなるような、そんな曲になれば嬉しいなと思います。家族の愛やつながり、ひたむきに未来に向かう登場人物たちの真っすぐな姿。『ちむどんどん』がどのような物語を紡いでいくのか、僕も心から楽しみにしています」とコメントした。
現在放送中の2021年後期「カムカムエヴリバディ」に続く朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。今年、本土復帰50年を迎える沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描く。
映画「パッチギ!」「フラガール」など知られ、14年後期「マッサン」の羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛け、約8年ぶり2度目の朝ドラ登板。1960年代に沖縄本島北部「やんばる地方」のサトウキビ農家に生まれた暢子は沖縄本土復帰の72年、子どもの頃に心を奪われた西洋料理のシェフを目指して上京。「東京で沖縄料理の店を開きたい」と夢を抱く。