どぶろっく江口“音ネタ芸人”はビートルズの気持ちがよく分かる？！　音ネタ祭り「ASAI　JAM」

　お笑いコンビ「どぶろっく」や「ANZEN漫才」ら、芸能事務所「浅井企画」に所属する“音ネタ芸人”が16日、東京・新宿の日清食品パワステリブートからオンラインで音ネタ祭り「ASAI　JAM」を開いた。 　音ネタに特化した異色のお笑いライブで、どぶろっくは十八番の「もしかしてだけど」などを披露した。ほかに、ソロデビュー’s、もりせいじゅ、牧野ステテコ、じゅんごが出演。MCは流れ星☆が務めた。

　「ANZEN漫才」は、コロナ禍で営業の仕事がなくなったため、あらぽん（36）が「こうやってネタをやるのは1年半ぶり。心配でカラオケに3時間行ってきた」と明かした。みやぞん（36）も「（あらぽんが）こんな服持ってるの知らなかった」と久々に2人で立つステージを喜んだ。また、あらぽんは自作のマラカスを持参。流れ星☆の2人から「中に何が入ってるの？」と聞かれ、「みんなの親知らずです」とボケて笑わせた。

　今月6日に行われた「R―1グランプリ」では、音ネタ芸人のお見送り芸人しんいち（36）が優勝。どぶろっくの森慎太郎（43）は「歌ネタで優勝したのはすばらしい。歌ネタってネタを飛ばせないし、アドリブも入れにくい。信じて歌いきったと思う」と称賛。江口直人（43）も「歌ネタ全体が盛り上がる」と喜んだ。

　江口は歌ネタが持つプラス面について「ウケなくても勢いでいけるのが魅力。会場が盛り上がる」と説明。その一方、森は「最初にウケなかったら、残りの2分50秒がつらい」と明かした。みやぞんも「ネタ中にお客さんに拍手されると、ボケが聞こえなくて面白さが通じない」と悩みを明かした。これに江口は「ビートルズも言ってたもんね。女の子がキャーキャー言って曲を聴いてないって」と、伝説のバンドと比較してコメント。「誰と比べてんの？」と総ツッコミされた。