宮城・福島県沖地震で関西圏の放送各局も緊急番組を放送　休止番組は振り替えなど対応

　宮城・福島両県で震度6強を観測した16日深夜の地震のため、関西の放送各局は通常の番組を休止して緊急報道特番を放送。休止したレギュラー番組（関西ローカル）について、今後の対応を検討した。 　ABCテレビは人気番組「今ちゃんの実は…」（水曜後11・17）を序盤の約20分放送した時点で特番に切り替えた。同局は「16日放送分はあらためて23日に放送。その後は1週ずつずらして放送する予定です」と1週先送りを決定。カンテレは「ピーコ＆兵動のピーチケパーチケ」（水曜深夜1・30）について「土曜朝5時25分からの再放送枠は予定通りに放送。それまでに別枠で放送するか調整中です」とした。

　MBSテレビは地震発生後、午後11時56分までの「news23」を延長して17日午前4時半まで特番を放送。「アインシュタインの愛シタイン」（水曜深夜0・25）、「吉本新喜劇NEXT」（水曜深夜0・59）など休止した番組は来週以降に放送する予定。テレビ大阪は予定していた「音楽爆弾」（水曜深夜0・00）をそのまま来週放送する。読売テレビは検討中。