「ちむどんどん」父役・大森南朋 三線演奏は「芝居より緊張」“NG”に末娘から激励「つらくて(笑)」
2022年03月18日 12:00
芸能
映画「パッチギ!」「フラガール」など知られ、14年後期「マッサン」の羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛け、約8年ぶり2度目の朝ドラ登板。1960年代に沖縄本島北部「やんばる地方」のサトウキビ農家に生まれた暢子は沖縄本土復帰の72年、子どもの頃に心を奪われた西洋料理のシェフを目指して上京。「東京で沖縄料理の店を開きたい」と夢を抱く。
大森は劇中、沖縄などの弦楽器・三線(さんしん)の演奏と歌声を披露。「まじめに話すと何時間でも話せるんですが(笑)、三線の練習はドラマに入る3~4カ月前ぐらいから始めて、そこから『ちむどんどん』に向かう気持ちができてきて。確かに一筋縄ではいかないですよね。かといって中途半端にやるわけにもいかないので、凄い頑張って練習しました。不思議なもので、本番の声が掛かると、それなりに緊張するんですよね。芝居よりも緊張するんです」と苦笑い。
「現場で結構ご迷惑(NG)をお掛けしたりもしたんですけど。『もう1回、もう1回』とご迷惑をお掛けしている最中、一番下の娘の歌子(布施愛織、本役は上白石萌歌)に『お父ちゃん、頑張って』と言われたんです。それがもう、つらくて。でも、何とか乗り切れたと思っていますので、是非オンエアの方でご確認いただけると幸いです。途中、お芝居をやっているのか、分からなくなりました」と本当の家族のようなやり取りを明かし、笑いを誘った。