「ちむどんどん」OPタイトルバックはアニメ 番組CP「沖縄の自然 肉眼で見たものには敵わない」
2022年03月18日 12:32
芸能
映画「パッチギ!」「フラガール」など知られ、14年後期「マッサン」の羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛け、約8年ぶり2度目の朝ドラ登板。1960年代に沖縄本島北部「やんばる地方」のサトウキビ農家に生まれた暢子は沖縄本土復帰の72年、子どもの頃に心を奪われた西洋料理のシェフを目指して上京。「東京で沖縄料理の店を開きたい」と夢を抱く。
今作のオープニングタイトルバックは、全編アニメーション。ミニチュア写真家・田中達也氏と手掛けた17年前期「ひよっこ」のタイトルバック、映画「ドラえもん のび太の新恐竜」のCGアニメーションスーパーバイザー、YOASOBI「大正浪漫」ミュージックビデオのキャラクターCG監督などで知られる森江康太氏が担当した。
制作統括の小林大児チーフプロデューサーは「沖縄の自然は実写で切り取っても、肉眼で見たものには敵わない気持ちもあって。沖縄の歴史が物語であるならば、僕たちはフィクションというフィルターを通して、ハートに届くものを作りたいと思っています。沖縄の風景の美しさも、誰かの表現のフィルターを通してお届けする方が、僕らの感じた思いを表現しやすいのかなと。アニメの力を通して沖縄の自然を贅沢に描くことで、むしろ(毎日)飽きずに感じていただけるかなと思いました」と意図を説明した。
アニメーターを主人公にした19年前期「なつぞら」のオープニングタイトルバックも全編アニメだった。