テリー伊藤 理想の終活は「死ぬ2日前くらいに新しいジャケットが届くような」 あの名優が手本に

2022年03月18日 13:23

芸能

テリー伊藤 理想の終活は「死ぬ2日前くらいに新しいジャケットが届くような」 あの名優が手本に
テリー伊藤 Photo By スポニチ
 演出家でタレントのテリー伊藤(72)が、17日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演し、大事にしている人生のポリシーについて語った。
 この日はともに出演したTRFのSAMが、以前に共演した際のテリーとのやりとりを披露。「『SAMさん、大事にしていることって何?』って言われて、『何ですかね?』って言ってたら、『俺はね、無駄遣い』ってテリーさんがおっしゃっていて。この人、おもしろいなと思ったんですよ。頭の中を見たいなって思ったんです」と振り返った。

 するとテリーは、「今日は何の無駄遣いしてやろうかと思って」と笑わせ、例を挙げた。「洋服屋さんに行くでしょ?僕、洋服屋とか好きで。これ、(自分の家に)あるよな?とか。で、買っていくと、同じものがあったりしちゃったりするわけですよ」。さらに、車好きでもあるテリーは、アースカラーの流行に反発?し、「そうすると、あまのじゃくだから、『よし!蛍光色の車を買おう』って、誰も買わないような蛍光色の車をこの前、購入したんですよ。安くて、総額30万円くらいなんですよ。そういうのが好き。無駄遣い」と明かした。

 そう思うようになったきっかけは、名優・高倉健さんの生前、あるうわさを聞いたからだという。「高倉健さんがね、73、74かな?(今の)僕より年上だった時に、代官山で革のジャケットを作っているといううわさを聞いたんですよ。すげえなと思って。70過ぎて、普通、終活じゃないですか?オーダーで革のジャケットを作ってるって、さすが高倉健、やるなと思ったんです」と打ち明けた。

 真偽のほどは定かではないが、年齢関係なく楽しむ気持ちに感銘を受けたというテリー。「死ぬ2日前くらいに新しいジャケットが届くような。場合によっては死んだ日に、葬儀の支度をしている最中に新しいブーツが届いたり。そういうの、おもしろいなと思って、考えているんですけど」と、最後の最後まで人生をエンジョイする決意を口にした。
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