岡田奈々 STU48でラストコンサート「甘えていてはいけない 皆なら大丈夫」

2022年03月19日 00:46

芸能

岡田奈々 STU48でラストコンサート「甘えていてはいけない 皆なら大丈夫」
後輩たちに七色のバラの花束をプレゼントされて、STU48を去った岡田奈々(右から3人目) Photo By スポニチ
 AKB48とSTU48を5年間兼任してきた岡田奈々(24)が18日、神戸市での「STU48岡田奈々ラストコンサート~Sailing day from NANA~」でSTU48を“卒業”した。
 昨年1月に日本武道館でコンサートを成功させたことで「もう私がいなくてもSTU48は大丈夫だと感じて、子離れという名の兼任解除を決心した」という岡田は、思い出深い曲をズラリと並べた。
 STU48のデビュー曲「暗闇」から、ライブでの人気曲「ペダルと車輪と来た道と」「夢力」と、冒頭から一気に会場を盛り上げて、アンコールラストの旅立ちを表現した「出航」まで、全24曲。「私の願望を詰め込んだセットリスト」で完全燃焼した。

 「STU48に出会ってなかったら、こんな最高な時間を過ごせる人生じゃなかった」

 5年前。AKB48を卒業するかどうかの瀬戸際で迷っていた岡田は、新設されるSTU48の兼任とキャプテン就任を打診され、受諾。「私のアイドル人生がガラッと変わった。新たなきらめきを感じて、ここまでアイドル活動を続けてこられた。大事なものができると、人って強くなるんです」と振り返った。

 後輩たちからは、「本当に辞めちゃうの? お願いです。兼任を辞めないで」(甲斐心愛=18)と、最後まで惜しまれて、岡田も何度も涙した。

 それでも「離れてしまうのは私も本当に寂しいけれど、お互いに甘えていてはいけない。皆なら大丈夫だし、これからも一番のSTU48のファンとして応援して、見守っていきます」と、最後は涙を拭いて笑顔でサヨナラした。

 今後の岡田は、アイドル活動はAKB48に専念して、ソロではより積極的に女優業などで活動していく。STU48も、5月3日に地元の広島県内では最大規模の屋内会場「広島グリーンアリーナ」で、グループ結成5周年記念コンサートを開催。第二章に進んでいく。
【楽天】オススメアイテム