中村逸郎教授 中国の本心は「米国とロシアが戦って共倒れ」と持論 中露の“蜜月”は崩壊?

2022年03月19日 11:26

芸能

 ロシア政治が専門の国際政治学者で、筑波大教授の中村逸郎氏が19日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。ロシアのウクライナ侵攻について語った。
 ジャニーズWESTの中間淳太が「今後、中国はロシアを支援しますか?」と質問。これに対し、中村教授は「中国が積極的にロシアを軍事支援する可能性は少ない」と回答。現在のロシアについて、「ロシアは2つの戦争をしているんですね。一つはウクライナに対して軍事的な戦争をしている。もう一つはアメリカに対して経済戦争をしていて、アメリカが優位に立っている。ロシアは追い込まれている」と説明。その上で、ロシアと中国の関係について、「そういった中で中国がロシアを支援するようなことになれば、当然アメリカは中国に対して経済制裁を課してくるということで、これまで中国はロシアに近付いてきたんですが、少しずつ離れていってる」と解説した。

 また、中村教授は中国の習近平国家主席の本心に触れ、「中国の本心としては、アメリカとロシアが戦って、できれば共倒れになってくれること」と語った。
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