伊藤英明 「1回ちょっと休もうかと思って」米国への移住を決めた本当の理由「勢いだけできちゃった」
2022年03月19日 14:39
芸能
「年を重ねていって思うのが、自分の本質を知ってくれている人はいかに多くいることかなって思って」と伊藤。「俳優でも演技でもそうなんですけど、できないのにできるふりしてやることってある。どうしても合理的にこなすことだけになっちゃうんですけど、やっぱり本質を知って崩すのはいいんですけど、本質を知らぬ間に来ていたので、わからないことをわからないって言えなかった」と若手時代を振り返った。
そんな伊藤に、番組MCの笑福亭鶴瓶が「それでもうまくいってた。『海猿』でもあれだけ当たって」と指摘すると、伊藤は「年齢重ねていけばそれだけのものしかならない。ただ、年齢を重ねるだけの俳優にはなりたくないですよね。立ち場だったり、面倒くさくはなりたくないなって(思っている)」と明かした。
「おかげさまでいろいろと出させてもらって、それがヒットしたりもして、勢いだけでやってきたこともあって、虚勢を張っていた部分がいっぱいある。できもしないのに。俳優としてこれまで何もやってこなかった」とも。「昔のスターって、三味線が出来たり、タップダンスができたり、踊りができたり、立ち回りができたり、馬に乗れたりっていうのがそういうのができるから俳優だっていうのがあったんですけど、自分には何もなくて、自分が忙しくなっちゃって、本質を逃してきて、わりと勢いだけできちゃったから、1回ちょっと休もうかと思って、それで海外に4年間ぐらい行って…」と渡米を決意した本当の理由を明かした。