和田アキ子　宝田明さん追悼　「なんか日本にも素敵な人がいるんだって…」

　歌手でタレントの和田アキ子（71）が19日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に出演。14日に肺炎のため87歳で死去した俳優の宝田明（たからだ・あきら、本名寶田明）さんを悼んだ。 　和田は「宝田明さんはもう何十年もお会いしてなかったんですけども、かっこよかったですよね。背が高くてタキシードが似合うっていう」とコメント。これに対し、アシスタントを務めるフリーアナウンサー垣花正からは「当時の男性としては日本人離れしたような雰囲気」と声が上がった。

　さらに和田は、宝田さんについて「なんか日本にも素敵な人がいるんだって…」「舞台挨拶に出演映画で、そのときも車椅子で登場されて（亡くなったのが）その4日後ですから…残念ですけども、ご冥福をお祈りするしかないですね」と述べた。

　宝田さんは、4月1日公開の主演映画「世の中にたえて桜のなかりせば」の舞台あいさつを10日に行ったばかりで、翌11日にインタビューを受けた後に「ちょっと辛いんだよね」と体調の悪化を訴え、12日午前に救急車で病院に運ばれた。当初は筆談などができる状態だったものの、13日に容体が急変し高圧酸素の吸入など治療を続けたという。