中山優馬　年上男性と恋に、舞台「ダディ」で主演「刺激に満ちあふれた作品」

　俳優の中山優馬（28）が舞台「ダディ」で主演を務める。年上男性と恋愛関係となる青年役で「いろいろな刺激に満ちあふれた作品で、今までの自分が体験したことのないであろう世界に出会える気がしています」と期待を語った。東京公演は7月9～27日に東京グローブ座、その後大阪公演も行われる。 　昨年のトニー賞で12部門にノミネートされた舞台「Slave　Play」を手掛けた米国演劇界の新星ジェレミー・O・ハリスの作品を日本初演。人種、セクシュアリティー、家族、格差社会、モラル、アイデンティティーといったテーマをリアルな会話で鋭く描き出す。

　中山はセレブの初老アートコレクターに魅了され、恋愛関係となる若いアフリカ系米国人のアーティスト役。今作について「非常に繊細な作品だと思います」とし「皆さまに届く頃には、どんな自分に出会えるのか、どんな作品になるのか？今からとても楽しみです」と語った。

　初老アートコレクターを大場泰正（49）、主人公の友人を原嘉孝（26）が演じる。