デーブ・スペクター氏　「新婚さん」51年で勇退の桂文枝に賛辞「テレビの歴史に残る宝物ありがとう」

　放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が20日、自身のツイッターで、テレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい！」の司会を引退する落語家・桂文枝に賛辞を送った。 　文枝は27日の放送を最後に司会を勇退、71年から約51年の出演にピリオドを打つ。デーブ氏は「来週で『新婚さんいらっしゃい！』の桂文枝時代が終了。お疲れ様でした」と、半世紀にわたる労をねぎらった。

　普段なダジャレ満載のツイートを連発する同氏だが、大まじめに思いを投稿した。「テレビの本来の目的を51年間果たした:視聴者を楽しませること。十人十色の夫婦に思い出を作る。一般人の良さを伝える。フォーマットを変えない。一部の視聴者ターゲットに媚を売らない」。数々の称賛の言葉を送りつつ、「テレビの歴史に残る宝物ありがとう」と締めくくった。

　文枝とともに、97年から25年間、アシスタントを務めた山瀬まみも最後の出演となる。4月からは藤井隆、井上咲楽のコンビで放送を継続する。