有森裕子氏 更年期障害を告白「場所、状況関係なく大汗」 ネガディブな先入観に悩んだ日々も
2022年03月23日 13:03
芸能
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番組のリモート取材に応じた有森氏は「急にガーッと落ち込んだり、イライラするのはわりとしょっちゅうあった。コントロールできないんですよ」と告白。「なんかすごい無理して疲れるっていうことは時々。周りは喜んでいるんだけど自分はちっとも喜んでいないとか、ワーッて元気にやった時にすごく疲れるとか」と数々の症状を明かした。
最初に心身の異変を感じたのは40代半ば。当初は更年期障害とは気づかなかったという。有森氏は「更年期障害という言葉はもちろん、あふれていましたけれども、それの知り方とか、解消の仕方と、ある程度の対処の仕方とか、そういうことは知らなかった」と説明した。
気付くきっかけとなったのはホットフラッシュ。ホットフラッシュとは、血管の動きをコントロールする自律神経の乱れから、急に体を熱くなり、汗が噴き出してしまう状態のこと。有森氏は「今までと違う、明らかに違うものが出始めたのがホットフラッシュっていう、体が急に冷や汗じゃないけど、脂汗みたいな、もう場所、状況関係なく大汗かいちゃうんで。ひどい時はもう(1日)4、5回来ますよ。動くだけで急に汗かくんですよ。着ているものもそうだし、もう汗で替えなくちゃいけないくらい」と明かした。
仕事中や寝ている時も突然の汗に悩まされ、生活に支障をきたしていたといい、5年ほど前に更年期障害と診断されたという。「更年期障害って分かった時点で、更年期になった、生理がない、子ども産めない、女じゃない、みたいな、こういう流れで平気で言ったり、考えたり、発想したり、想像したりする。そういう勝手なバイアスがかかってしまっているっていうのは感じましたよね」とネガディブな先入観に悩まされたとし、周囲に伝えることや相談することもためらったことも。「当たり前に起こることなのに、その症状がひどくなったら害、でも、症状はみなさん起こりますよっていうこと、あなたがおかしいわけでもない。人間だから起こっていることですよって、早くみんなに知ってほしい」と訴えた。