テレ朝・富川アナ 報ステ卒業「新たな現場に立ち続ける所存」、取材を受け入れてくれた被災者に感謝も

2022年03月25日 23:33

芸能

テレ朝・富川アナ 報ステ卒業「新たな現場に立ち続ける所存」、取材を受け入れてくれた被災者に感謝も
テレビ朝日の富川悠太アナウンサー Photo By 提供写真
 2月25日にテレビ朝日退社を発表した富川悠太アナウンサー(45)が25日、金曜日のメインキャスターを務めるニュース番組「報道ステーション」(月~金曜午後9・54)に最後の生出演をし、この日をもって同番組を卒業することを番組終盤に改めて報告した。
 番組の最後に「これまでニュースの現場で温かく接してくださった皆さま、特に被災地の皆さまは自分たちが本当に大変にも関わらず、取材を受け入れて下さり、その後も私とつながって連絡を取り合ってくださっている方が多くいらっしゃいまして心から感謝をいたします。ありがとうございました」と深々と頭を下げた。

 16年4月に古舘伊知郎の後任として「報ステ」キャスターに就任。「私はリポーターとして全国各地を飛び回っていた日々から、ここに座りまして、キャスターとして伝えてきました。今日まで視聴者のみなさんに本当のことを伝えたい一心で番組に携わってきました」と振り返った。

 今後はフリーに転身せず同局関係者によると「トヨタ入りすると聞きました」とされる富川アナ。「これから報道ステーションを離れ、テレビ朝日を離れますけど、やはり本当のことを追求して、みなさんに本当のことを伝えたいと。新たな現場に立ち続ける所存です」と改めて決意を語った。

 そして「またどこかでお目にかかれたらと思います。報道ステーションでの18年間、本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。

 4月以降の「報道ステーション」で富川アナの後任は同局の板倉朋希アナ(36)。富川アナと金曜にコンビを組んでいたフリーの徳永有美アナ(46)はそのまま出演を継続する。月~木曜はこれまで通り、メインキャスターの大越氏、同局の小木逸平アナ(47)のコンビとなる。

 ◇富川 悠太(とみかわ・ゆうた)1976年(昭51)9月3日生まれ、愛知県出身の45歳。横浜国大卒業後、99年にテレビ朝日入社。04年4月から「報道ステーション」のフィールドリポーターとして取材を重ねた。都国立高時代は野球部でショートを守った。06年に結婚、2男の父。1メートル75。血液型A。
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