恵俊彰 4月から早大大学院に入学、スポーツの伝え方学ぶ「学食とかも行ってみたい」
2022年03月26日 16:15
芸能
恵は鹿児島県出身。大学進学を目指していたが、3浪して断念した過去がある。「そもそも大学院に行こうと思ったきっかけが、高校しか出ていないという思いがあって、心のどこかに忘れ物みたいなもので、大学とか行ってみたかったなというのがすごくあったんです」と打ち明けた。
コロナ禍で価値観が変わった部分もあるという。「コロナ禍ということもあり、人生の価値観といいますか、仕事をしていることも含めて、向き合っている世の中がすごく変化していったことも背景に一つあって。そんな中、こういう大学院があって、そこで社会人として勉強していることがプラスになったよという話を何人かからうかがいまして。青山学院の原(晋)監督とか」。そんな中で、仕事と関係なく学びを深めたい思いを明かした。「今年58歳になるんですけど、そういうタイミングで、純粋に学校に通って人の話を聞く、本を読んでみるということが、金をもらうとかじゃなくて、それによって吸収するということを1年くらいやってみようかな、というような動機でした」と説明した。
大学院では、スポーツを伝える研究をする予定。「十何年、『ひるおび』でも生放送でいろんな内容を伝えていて、その中にもちろん政治もあります。事件もあります。情報番組ですから。その中に欠かせなくなってきているくらいにスポーツというものがありまして。オリンピックがあったり、W杯があって、フィギュアスケートの国際大会があったり。日本でも、東京オリンピックをやると決まったのが2013年ですし、2019年にラグビーのW杯を開催するということが、立て続けに日本が舞台になって、スポーツを伝えるということを毎日、放送しているということとは別に、どういうふうに伝えるべきなのか(学びたい)」と思いを口にした。入学するのは恵を含め学生は8人で、現状では対面の講義も受けられるという。
4月1日に入学式に出席する。57歳の新入生は「楽しみですよ。定期券も学生証とかも。この前も、大隈講堂の写真撮っちゃいました。学食とかも行ってみたいですね」と、新生活に心躍らせていた。