NMB48梅山恋和が卒業コンサート 「NMB48は私の青春でした」
2022年03月26日 22:30
芸能
中盤の「太陽が坂道を昇る頃」では、同じ5期生でデビュー当初に「いつも一緒にいてケンカばかりしていた」という、仲良しの卒業生の溝川実来(17)がゲスト出演。クライマックスに入る手前では、2020年8月のシングル「だってだってだって」で、初のダブルセンターを務めた相方、こちらも1年前に卒業していた山本彩加(19)がサプライズ出演した。
「あーやんに出たいってお願いしたら、出てくれました。梅山本(コンビ)復活です」と報告すると、観客も思わず声を上げて喜んだ。
アンコールでは、ピンクの生地にたくさんの花があしらわれた豪華なドレス姿で再登場。
「(デビューした)6年前には、こんな卒業コンサートをしてもらえるとは思ってもいませんでした。ダンスや歌、笑顔でさえぎこちなくて、同期がどんどん前に進むばっかりで、自分はずっと端っこだったり、公演初日(メンバー)にも選ばれていませんでした。悔しくていつも泣いている自分が嫌でした」
13歳のデビュー当初は、決して出来の良い方ではなかった。ただ、1つずつ地道に活動していくと、デビュー1年半後にはシングル「欲望者」でNMB48初選抜メンバー入り。15歳になると、その美少女ぶりにどんどん注目が集まり、20年からはソロライブを実現させて、16歳でNMB48史上最年少センターに選ばれるなど新エースとして活躍していった。
ただ、この春の高校卒業と同時に「NMB48は私の青春でした」と旅立ちを決意した。
「頑張った分、明るい未来が待っているんだと思います。これからも自分を信じて、第二の人生を頑張りたいと思います。NMB48は私の青春でした。たくさんの愛を本当にありがとうございました」
最後は、人生で唯一の単独センター曲「落とし穴」で幕を閉じた。4月4日のNMB48劇場での卒業公演で全活動を終了する。