笠井信輔アナ、ウィル・スミス夫妻を侮辱したクリスに怒り「なぜ病で苦しむ人をネタに…公式謝罪すべき」

2022年03月28日 14:48

芸能

笠井信輔アナ、ウィル・スミス夫妻を侮辱したクリスに怒り「なぜ病で苦しむ人をネタに…公式謝罪すべき」
笠井信輔アナウンサー Photo By スポニチ
 フリーアナウンサーの笠井信輔(58)が28日に自身のインスタグラムを更新。同日に行われた第94回アカデミー賞授賞式で、プレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロック(57)が俳優のウィル・スミス(53)とその妻のジェイダ・ピンケット・スミスさんを侮辱するスピーチをしたことに抗議した。
 ロックはスピーチ内で、ジェイダさんの髪形を侮辱した。米メディアによると、ジェイダさんは脱毛症に悩まされ、昨夏ごろから短髪にしているという。スミスはステージへ上がり、ロックの顔面に強烈な平手打ちをし、マイクを通さず放送禁止用語で応戦した。

 笠井はこの件に触れると「確かに人を殴るのはどうかと言う意見もあるでしょうが これはクリスが悪いです」といい、「ウィル・スミスの奥さんは、脱毛に悩んでいて、そのことをカミングアウトして丸刈りにもしています 今日も美しい姿でウィルの隣に座っていました その彼女のことを取り上げて『GIジェーン2(続編)に出ますか』とクリスはからかったので 『GIジェーン』とは、デミ・ムーアが丸刈りにして女性兵士扮した有名な映画です ありえない!」と、厳しく批判した。

 「私は抗がん剤によっていちど全て髪の毛が抜けたので 脱毛の苦しみと辛さはよくわかります 私は男なのでまだいい 女性のがん体験者の皆さんはこの脱毛によって皆さん泣き崩れてしまうと言う話をよく聞きます ウィルの奥さんもショックで悩んだけれども丸刈りすると言うことをカミングアウトしました クリスはわかってるはずなのに、なぜ病で苦しむ人をそうやって笑いのネタにするのか分かりません クリスは公式謝罪をすべきです」と、訴えた。

 「人を殴った直後にアカデミー主演男優賞を獲得したウィル・スミス どんなクリエイターでもこんな展開する考えないと思います でもあの現場にいた人たち生放送見ていた人たちはウィル・スミスの行動を許すのではないでしょうか 暴力はいけません いけないけれども 家族を守るために立ち上がったのだと理解すると思います」と、記していた。

 笠井アナは19年12月に悪性リンパ腫で入院し、翌20年4月に退院、同年8月に本格復帰している。
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