さだまさし 場違いな場所で聞いた「精霊流し」に思わず冷や汗「それまで一箱勝ってたのが…」

2022年03月28日 21:27

芸能

さだまさし 場違いな場所で聞いた「精霊流し」に思わず冷や汗「それまで一箱勝ってたのが…」
さだまさし Photo By スポニチ
 歌手のさだまさし(69)が28日、メインパーソナリティを務める文化放送「さだまさし セイ!シュン49・69」(月曜後5・15)に出演。自身初のヒット曲「精霊流し」を初めて公の場で聞いた時の「衝撃」について語った。
 番組はこの日で最終回。吉田正美とのデュオ「グレープ」時代の思い出を中心に、さだは自身の歌手生活を振り返った。デビュー曲「雪の朝」は、売り上げがわずか3700枚。さだは「これで(歌手を)クビだ」と故郷・長崎へ帰って出直す気でいたものの、音楽プロデューサーの川又明博氏から「次は5000枚を目指そう」と言われ、書いた曲が「精霊流し」だった。

 「でも、(この曲をリリースするか)レコード会社でも、モメたらしいよ。“こんな暗い歌、売れないだろう”って。でも、ディレクターが押し切ってくれて。それが売れたんだから、世の中…(分からない)」

 当時のヒット曲は、ラジオが「火付け役」となるのが一般的。「精霊流し」も地方のラジオ局から人気が出る中、さだは初めて公の場で聞いた時の様子を今でも忘れていない。

 「パチンコ屋で精霊流しが流れてきた時に、それまで一箱勝ってたのが全部スラれましたね。緊張しちゃって、汗がバーっと出てきて。これを、俺が歌ってるって誰も知らないんだけど、あんな怖いことないね」

 若き日を回想し、さだはまた、冷や汗をかいていた。
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