ウィル・スミス ビンタ騒動でクリス・ロックへ正式に謝罪 自身インスタで「私が間違っていた」
2022年03月29日 08:33
芸能
スミスはあらゆる暴力について「有害で破壊をもたらすもの」としつつ、妻で米女優のジェイダ・ピンケット・スミス(50)へ向けたロックのスピーチについては「ジェイダの症状についてのジョークは私には耐えられず、感情的に反応してしまった」とつづった。
スミスが暴力に及んだ原因は、妻のジェイダが侮辱されたこと。長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターを務めていたロックは壇上で、ジェイダに対し「次は『G.I.ジェーン』の続編を楽しみにしているよ」と、短い髪形をからかうようなジョークを飛ばした。「G.I.ジェーン」は丸刈りの女性兵士を描いた97年公開の米映画。すると、客席にいたスミスが突然、ステージに上がってロックの元に向かい、頬を強く平手打ちした。米メディアによると、ジェイダは脱毛症に悩まされ、昨夏ごろから短髪にしている。ロックの発言後、表情を険しくする様子が映し出されていた。
その後、スミスは主演男優賞受賞のスピーチで涙。「アカデミーに謝罪したい。ノミネートされた全ての仲間にも謝りたい」と直前の騒動を猛省した。
主催団体のアカデミーは28日、「正式な調査を開始した」と声明。法令に準じ必要な対応を検討するとしている。ロックは米メディアに対し、被害届を提出しないことを明らかにしている。