武井壮 ウィル・スミスのビンタ騒動に見解「世界で最高のお芝居をできる人がするべき行為ではなかった」
2022年03月29日 09:03
芸能
武井は「多分に情状酌量の余地があるというか、クリス・ロックが言った言葉には、奥さんに対する侮蔑的な表現が含まれていたのかなと、きっとそうだと思う」とスミスに理解を示しつつも「世界で最高の映画を決める、世界で最高の俳優を決める、世界で最高のお芝居をできる人がするべき行為ではなかったと僕は感じている」と見解を示した。
さらに「彼がそのあとに(スピーチで)語った、家族を守るというその言葉をそこで立ち上がってどうして吐けなかったのかなと、最高の役者だったら暴力の手を下げて、作品でというか、自分のお芝居でというか、自分をそういうふうに見せることができたんじゃないかなとは思う」と続けた。
それでも「その中でも人間としては自分の一番愛する妻を侮辱されたという気持ちを考えると、そうせざるを得ない気持ちが沸いてしまったんだなと同情の念は感じる」とも。実際にネット上などには賛否両論の声も出ているが、「ウィル・スミスさんがここで何かの罰を受けるのであれば、クリス・ロックさんに関しても言葉もこれだけモラハラとかいろいろなことが叫ばれている中で、暴力になり得るということだと思うで、どちらにも対処は必要なんじゃないかなと思います」とした。