ロバート・キャンベル氏 ウィル・スミスのビンタ騒動に「言葉で返すべき」「他の受賞者たち全部霞んだ」
2022年03月29日 10:21
芸能
キャンベル氏は「僕は両成敗ではないと思っていて」と前置きをし「ピンケット・スミスさん自身は女優ですし、プロフェッショナル。免疫の疾患による脱毛症に悩んでいるということを公表して、啓発運動をいろいろとやっているわけです。ロック氏は同じアカデミー賞で彼女を1回イジっているんです。その時のほうがちょっとえげつなかった。今回も僕は趣味がいいとは思わないし、アメリカのコメディーの中ではエッジーなイジリ方なわけです」と背景を説明しつつ「ただ、本人ではなく、夫であるスミス氏が舞台に上がって暴力を振るったっていうことは事実。悩んでいたことがあったとして、言葉で何かを侮辱された本人が何かをされた時は言葉で返すべきだと思う」と見解を示した。
さらに「そこは全世界に見せて、そのあとにドキュメンタリー賞の受賞者が同じ黒人でやっと光が当たった人たちも、他の受賞者たちも全部霞んでしまった。そのことを含めて、これは指弾する行為だと思います」と厳しく断じた。