加藤浩次 ウィル・スミスのビンタ騒動に「怒らせたクリス・ロックの負け」「変な話、僕は気持ち良かった」
2022年03月29日 11:09
芸能
今回の騒動について、加藤は「全世界で放映されているアカデミー賞の舞台でこういうことが起きてしまう、ちょっと考えられないこと」としたうえで「僕は最初見た時、コメディアンだからロックさんと握って(相談して)やったことなの?こういうハプニングショーなのかと思ったんだけど、全然違った」とも明かした。
クリス・ロックがコメディアンであり、自身もコメディアンであるという立ち場から「僕も昔からやんちゃもしてきているコメディアンなんです。いろいろやってきて、今、司会の立ち場でやらせてもらっている」と説明。「相手を本当に傷つけちゃダメなんです。こういうふうに皆さんとやらせていただいて、一般の方にも出ていただいて、でも、ギリギリのところにいかないといけない。ギリギリのところを攻めないといけない時がある。そこも分かる…クリス・ロックとしてはそこも行った。ウィル・スミスさんが怒ってしまったってことはクリス・ロックの負けですよ。コメディアンはギリギリのところで相手が笑える範疇(ちゅう)で、言葉を発していかないといけないと僕は思っています。怒らせてしまったらもう終わり。それをさせたロックさんもダメだと思う」と主張した。
「それに対して、ウィル・スミスさんが暴力で行きますか?って。バチン!って…変な話、僕は気持ち良かったです。僕は『うわ、そんなことやるの?』って…感情ってあった」と本音も。ただ、全世界に向けた生中継中の思わぬハプニングで「やっぱり10億人以上の人が見ている場所で、ウィル・スミスさん、あそこまでいっちゃダメだよ。今、いろいろな論争になっているけど、二分する問題ではなく、この騒動を起こした2人の問題だって僕は思う」とした。