ウィル・スミス妻 夫のビンタ騒動後初メッセージ「今は癒やしの季節。私はそのためにここにいます」

2022年03月30日 11:58

芸能

ウィル・スミス妻 夫のビンタ騒動後初メッセージ「今は癒やしの季節。私はそのためにここにいます」
米アカデミー賞主演男優賞を受賞し、妻・ジェイダさんと顔を寄せ合うウィル・スミス(ロイター)
 米女優のジェイダ・ピンケット・スミス(50)が日本時間30日までに自身のインスタグラムを更新。27日(日本時間28日)に行われたアカデミー賞授賞式で、米コメディアンのクリス・ロック(57)の顔を夫で米俳優のウィル・スミス(53)が平手打ちする騒動を起こしてから初めて投稿で、短い文章を公開した。
 アカデミー賞授賞式で、長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターを務めていたロックは壇上で、ジェイダに対し「次は『G.I.ジェーン』の続編を楽しみにしているよ」と、短い髪形をからかうようなジョークを飛ばした。「G.I.ジェーン」は丸刈りの女性兵士を描いた97年公開の米映画。すると、客席にいたスミスが突然、ステージに上がってロックの元に向かい、頬を強く平手打ちした。スミスが暴力に及んだ原因は、妻のジェイダが侮辱されたこと。米メディアによると、ジェイダは脱毛症に悩まされ、昨夏ごろから短髪にしており、ロックの発言後、表情を険しくする様子が映し出されていた。

 騒動から一夜明けた28日(同29日)、主催する映画芸術科学アカデミーは「スミスの行動を非難する」との声明。。正式な調査を開始することを明らかにし「さらなる措置を検討することになるだろう」とも表明している。

 ウィル自身は28日にインスタグラムで、自身が授賞式での行動について「容認できない、弁解できない」ものとし、ロックへ向けて「クリス、あなたに公式に謝罪したい。私が間違っていた」とメッセージ。あらゆる暴力について「有害で破壊をもたらすもの」としつつ、妻で米女優のジェイダ・ピンケット・スミス(50)へ向けたロックのスピーチについては「ジェイダの症状についてのジョークは私には耐えられず、感情的に反応してしまった」とつづった。

 事件について、ジェイダはコメントを発表することはなかったが、「THIS IS A SEASON FOR HEALING AND I'M HERE FOR IT」(今は癒やしの季節。私はそのためにここにいます)というたった1文の短いメッセージを投稿した。

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