デーブ・スペクター氏 “平手打ち”ウィル・スミスへの処分「何もないというのはありえない」

2022年03月31日 13:15

芸能

デーブ・スペクター氏 “平手打ち”ウィル・スミスへの処分「何もないというのはありえない」
デーブ・スペクター氏 Photo By スポニチ
 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が31日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、アカデミー賞の授賞式でプレゼンターに平手打ちをした米俳優ウィル・スミス(53)の処分について推測を口にした。
 スミスは27日(日本時間28日)に米ロサンゼルスで行われた授賞式に出席。プレゼンターとして出席したロックが、スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスを侮辱するスピーチしたことに激怒し、壇上に上がりロックの顔面をビンタした。

 ロックは脱毛症に苦しみ、頭を丸刈りにしているジェイダに対し、その容姿を揶揄する発言で批判されているが、公の場で暴力を振るったスミスに対しても非難の声が上がっている。英デーリー・メール紙はスミスがアカデミーの会員から除外される可能性を、米ニューヨーク・ポスト紙は主演男優賞剥奪の可能性を、それぞれ報じている。番組では、スミスから書面で意見を聞いた上で、4月18日に処分を決定すると伝えている。

 デーブ氏によると、スミスは今後も期待作への出演が続き、俳優としては引く手あまたという。「今度ものすごい映画に出るんですよ。それも期待されているし、まだ53歳ですので、いつもヒット映画が多いんですよ、近年は。彼を必要としているんですよ、ハリウッドそのものが」と明かした。

 一方で、年に1度の授賞式へ向け、映画漬けになっているアカデミー会員の気持ちも推測。「(授賞式が)台なしになると、アカデミー賞の人たちが1年間、毎日、映画のことだけ考えている。私たちはニュースとして見ているだけなので、彼らからみると、もっともっと迷惑をかけられていると思う」。それを加味し、「そこが難しいところで、何の処分もないというのはありえない」と指摘した。
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