武田鉄矢 ウィル・スミスのビンタ騒動で日米の違い痛感「日本人ってこの手の暴力に関しては寛容」
2022年04月03日 11:16
芸能
ロックは30日に授賞式後に初めて公の場に姿を現し、「まだ考えを整理しているところだ」と発言。ウィル・スミスは今月1日、賞を主催する映画芸術科学アカデミーから退会する意向を明らかに。米メディアは自らの振る舞いについて声明で「衝撃的で苦痛を与え、許されない行為だった」と釈明。「アカデミーの信頼を裏切った」とも言及し「暴力が理性を上回ることが二度とないように仕事をすると約束する」とした。アカデミーは退会届を受理し、懲戒手続きは引き続き進める見通しで、資格停止や除名などの処分が科される可能性が残っている。
意見を求められた武田は「日本人ってこの手の暴力に関しては寛容ですよね。気持ちわかるなという、ここでヘラヘラ笑っていたらウィル・スミスさんのほうが男気なないってことなってしまう。暴力においても日米で落差があるなと私は見ている」と見解。これに、番組MCの東野幸治も「確かに僕も思います」と賛同した。
以前、本で読んだ内容だと前置きしたうえで「一番、面白かったのは日曜のゴールデンタイムに人殺しのドラマをやるのは日本だけだっていうのを読んだことがある。日曜夜8時って、合戦シーンの多いドラマですよね。あれ、外国では考えられないんですって。夜は8時って、長閑なルーシーショーとか、そういう(家族で楽しめるような)のが楽しみなんです。日本人って平和な国民ですけど、実は無意識のうちに割と暴力を肯定する。信長とか好きですもんね。秀吉とか家康のこととか好きですもん。アメリカとの違いを感じて仕方がありませんけど」と私見を述べた。